Website:南昌市(中華人民共和国 江西省の省都)
友好都市提携: 1990年9月28日
南昌市は、上海市から南西約826kmに位置する、江西省の省都です。西には龍虎山、東には鄱陽湖に挟まれており、風景、豊富な歴史および文化遺産で有名です。揚子江と珠江デルタ地帯の地方の中央に位置しており、中国南部の主な鉄道拠点です。
滕王閣(トウオウカク)は、長江から南における三大名楼の1つで、唐の時代653年に建てられました。このほか、八大山人の記念館や陶磁器版画芸術博物館は有名です。高松市から毎年親善訪中団(中学生)を派遣しています。
南昌市の紹介動画(日本語版)をこちらからご覧ください。
https://youtu.be/9CxdtHuQFM4
南昌市への中学生訪中親善訪問団派遣事業紹介動画(日本語字幕版)をこちらからご覧ください。
https://youtu.be/MGzcdtxQ-mM
中学生訪中親善訪問団報告書の閲覧、ダウンロードはこちらをクリックしてください。
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・歴史・文化遺産
2200年以上の歴史を持つ古都
滕王閣(トウオウカク)(中国古典文学に登場する名勝)
「落霞与孤鹜齐飞,秋水共长天一色」——これは中国唐の詩人 王勃(ワン・ボー)675年、滕王閣という楼閣の落成式に招かれて即興で書いたの《滕王阁序》の名句で、唐代詩文の中でも特に有名な描写の一つです。日本語で表現すると、次のようになります:「夕焼けに染まる空を、孤独な水鳥が飛びゆき、澄み渡る秋の水面は、果てしなく広がる空と一体となる。」
滕王閣もこの《滕王閣序》作品により全国的に有名になり、「江南三大名楼」の一つに数えられます。
・現代都市の発展
近代と歴史が共存する風景は、南昌市ならではの魅力です。
「赣江(かんこう)は、南昌市を南北に貫くように流れています。その長さはおよそ800キロメートルに及び、古くから水運や農業に欠かせない存在であり、現在でも南昌市の経済・文化・生活に大きな影響を与えています。そのため、地元の人々からは『母なる川』と親しみを込めて呼ばれています。
川の両岸に立ち並ぶ近代的な高層ビルと、歴史ある建築が並び立ち、古今の美が交差する南昌ならではの絶景です。
・自然風景・観光スポット
◆鄱陽湖
「世界の白鶴が舞う湖~鄱阳湖でしか出会えない、自然の奇跡~」
「白鶴の故郷」:世界の白鶴の約98%が越冬する国際的に重要な湿地。(ラムサール条約登録地)。
◆秋水広場(夜の噴水ショー)
・食文化・特産品
辛口の料理が特徴で、江西米粉(米線)が代表的な料理です。
景徳鎮(千年以上の歴史を持つ世界的な陶磁器の名産地)が近いため、陶磁器文化が豊かで、磁板画(磁器の表面に絵画的な技法を用いて描かれた装飾画)が特産品として知られています。
南昌磁板画研究センター見学、磁板画制作体験
高松・南昌友好会館について
1995年、友好都市提携5周年を記念して、高松・南昌友好会館は高松市の1億2千万の出資と南昌市の建設用地提供によって、南昌市に建設され、両市友好のシンボルと交流活動の拠点となりました。
2020年という友好都市提携30周年を迎え、会館は展示陳列とイベント体験を兼ね備える複合施設に生まれ変わり、リニューアルオープンしました。
館内の様子をこちらからご覧ください。